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先延ばし思考

ビジネス書
10 /08 2013
読了しました!「スタンフォード教授の心が軽くなる先延ばし思考」!

2011年イグノーベル賞受賞の「意義ある先延ばし理論」が掲載されている本です。
著者のジョン・ペリー氏はスタンフォード大学の哲学専門の教授。
その方が如何に自分が先延ばしをし、それを正当化しているかということを考察しています。


117ページと薄い本ですが、これまで読んだ「すぐ行動に移す系」の本に比べ内容が奥深く(さすが、哲学専門!)、とにかく笑えます。
どんだけ、先延ばしにするんだ、というくらい先延ばしし、他人の人生を変えてしまうくらい(大学院の入学願書を処理せずにそのまま放っておいたので、その学生は入学できなかった!)。
それでも教授は自身の癖を肯定します。
「先延ばしは、別に何もしていないわけではない。優先順位がそれほど高くないがいつかはやらなければならないことを先にやっているだけだ」と。

確かに、英検が近づくと途端に英検じゃなくて簿記の勉強がしたくなる。
そして、毎日の読書量も増える。

簿記の勉強も読書も決して無駄なことじゃない。自己投資になっている。

優先順位一位のことをやりたいなら、それよりもっと重要なことをTODOリストに入れれば、取り掛かれなかったそのタスクに取り掛かれる。

うーん、ごもっともだ。。。

他に、先延ばしprocrastinationに関する書籍の紹介、講座の紹介もあり、英語の教材になりそうでした。

☆5つです!。


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Chiisaizou

飽きっぽく、根性なし。でも好奇心と向上心、まじめさだけはひと一倍です。妊娠・出産期間にMBA取得。離職から二年半で再就職。保育園に子どもを預け、現在、休日出勤・出張ありのフルタイムで働いています。英検一級取得と定期的な運動習慣の獲得が現在の目標です。